世界60以上の国と地域で予選が開催され、優勝投資賞金約1億円をかけて競い合う世界最大級のビジネスピッチコンテスト『スタートアップワールドカップ2020』の九州ロードショーが、10月5日(土)に福岡県飯塚市嘉穂劇場にて開催された。福岡県飯塚市長の片峯誠氏をはじめ、九州経済連合会会長で飯塚商工会議所会頭の麻生泰氏、前福岡県知事で学校法人福岡工業大学最高顧問の麻生渡氏、在福岡米国領事館広報担当領事ユキ・近藤・シャー氏、さらに、株式会社ユーグレナ代表取締役社長の出雲充氏、日本マイクロソフト株式会社業務執行役員澤円氏も出席した豪華な大会となった。

厳正なる審査の結果、東京予選に勝ち進んだベンチャー企業は、食前に服用するだけで食品塩分の吸収を抑制できるサプリメントを開発するトイメディカル株式会社と、 ペットの猫をモニタリング・健康管理するAIアプリを提供する株式会社ハチたまの2社。大阪予選に勝ち進んだベンチャー企業は、AIロボットで道路構造物などのインフラ点検を手がけるオングリット株式会社と、クラウド型在庫管理アプリを提供する株式会社ニューレボの2社。この4社が九州地区を代表して、東京・大阪で開催される日本予選に参戦する。そして、東京予選で優勝する1社と、今回初開催となる大阪予選で優勝する1社の合計2社が日本代表として選出され、シリコンバレーで開催される世界決勝戦に2社とも参戦することになる。
九州ロードショーには約50社のベンチャー企業から応募があり、「世界へ羽ばたく!」という熱い思いを持つ企業が一同に会した。会場となった歌舞伎小屋の嘉穂劇場では、九州地区で書類選考を突破した下記のトップ10社がファイナリストとして花道を通り、3分間という限られた時間の中で自社のビジネスプランをアピールした。
登壇10社は以下の通り(掲載はあいうえお順)
・イジゲン株式会社
・株式会社いーぼる
・オングリット株式会社
・株式会社otta
・KAIKO株式会社
・Scientistpage株式会社
・トイメディカル株式会社
・株式会社nanoFreaks
・株式会社ニューレボ
・株式会社ハチたま